こんにちは。しるべ(@robotra_blog)です。

今日はブログ運営に欠かせないTwitterについてです
- Twitterを楽しんでいる
- Twitterは素晴らしいSNSだと思っている
- ブログ運営にTwitterは欠かせない
- リプやリツイートで積極的に絡むのが好き
きっかけはTwitterで流れてたこちら。
ライターの【トイアンナ】さんが、
私に関するデマをツイート・拡散したことについて、
弁護士を通じて対応し、該当ツイートを削除・謝罪頂きました。
ブログに詳しく書きました。https://t.co/Lvqlfoi7r5
— はあちゅう (@ha_chu) August 4, 2019
最近ちょっと話題になった騒動。
トイアンナさんというかたに一方的に中傷コメントを書かれたはあちゅうさんが弁護士を通じて該当のツイートを削除要請。
それに対してトイアンナさんが削除&謝罪文を掲載したというドタバタ。
はあちゅうとは?
ブロガーです。(ブロガー兼作家)
最近はAV男優のしみけんさんとの事実婚も話題になりました。



僕の勝手なイメージは発言がしょっちゅう炎上しているかたです
経歴だけ見ると電通で働いたりトレンダーズでキレナビの編集長をしてたり・・・
ブロガーになってからもかなり実績のある女性です。(下にブログのリンク貼ってあります)
はあちゅうさんについてやトイアンナさんとの騒動に興味のあるかたは、はあちゅうさんのオフィシャルブログ「旦那観察日記」で確認してみてください。
申し訳ありませんが僕はあまり詳しくはわかりません。(どちらもフォローしていないため)
凄いブロガーさんと繋がれたり、たくさんのかたと気軽に絡むことができるTwitter。
だからこそTwitterが持つ恐ろしさ、恐怖についても知った上で使っていくべきだと思い記事を書きました。
最後までお読みいただけたら嬉しいです。
Twitterリツイート機能の生みの親
10年前にTwitterのリツイートボタンを作ったクリス・ウェザレル。
僕を含めたくさんの人が交流を楽しんでいるTwitter。
シェアしたい情報が流れてきた時はリツイートしたくなりますよね。
しかしクリス・ウェザレルはリツイート機能を開発した当時からずっと後悔しているという衝撃の事実が。
「弾をこめた銃を4歳児に持たせてしまったのかもしれない」
こんな想いを開発当時からずっと抱えてるクリス・ウェザレル。
弾をこめた銃=武器・凶器
4歳児=成長していない子供
とてもネガティブな想いが伝わってきます。
この想いに至るまでの経緯を順を追って解説していきます。
Twitterリツイートが手間だった頃
昔からTwitterをやっていたかたはもしかして知ってるんでしょうか?
僕は知らなかったです。
まだリツイートボタンが実装されていなかった頃リツイートはひと手間必要だったんです。
- すべての工程が手作業だった
- 元のツイートのテキストをコピー、新規ツイートにペースト
- 「RT」の表示を入れる
- 元ツイートの「ユーザー名」を入れる
- 送信⇒
このひと手間を全てワンボタン操作にしたのが現リツイート。
ユーザーの手間をなくすことはユーザビリティー向上の観点から当たり前なので当時リツイートボタンの開発に疑問を持つかたは居なかったそうです。
僕は現リツイート機能を毎日のように体感してますが手間を感じたことはない。
ということは使い手にとって負担がない優秀な機能なんだと思います。
リツイート機能の目的は言うまでもなくTwitterの一番の武器、「拡散力」をより強化するためです。
狙いどおり目的を達成してますよね。
Twitterリツイート新・旧の小さな違い
コピー&ペーストのような手作業が減ってなにが生まれたのか?
「ユーザーの考える間を奪った」
ユーザーは自分がシェアする内容について少なくともひと呼吸おいて考える間があった。
これが開発者の声です。具体的には
手動でリツイートをする時、ユーザーは手間が多い分送信ボタンを押すまでの間に拡散する内容について考える時間があった。
内容を自分の頭で考えて精査するわずかな時間があったのに、そのわずかな時間が0になったことがリツイートを凶器に変えた。
・・・Twitterを始めてこんなこと考えたことないですよね。
便利で楽しい機能、自分が共感した内容を他の人へ紹介してあげる機能。
それ以外なにがあるの?って感じで普段当たり前に使ってたので。
この時初めてウェザレルが「4歳児」っていう表現を使った理由がわかりました。
子供は考えるよりも先に感じたまま衝動で動きますよね。
論理的な思考、客観的に物事を見ることなくその時感じた気持ちのままリツイートする。
考える力のない子供に凶器を与えたと言ってたんです。
Twitterリツイートは門を開くトリガー
「リツイートが登場して以降、地獄の扉が開かれ、混沌が広がった。」
ゲーマーゲート論争という火種でウェザレルは気づいたそうです。
この論争はゲーム業界における女性叩き問題だったらしいです。(すみません、こちらについても僕は詳しくは知りません)
論争でリツイートが凶器に変わり攻撃するためのツールになりました。
リツイートが一瞬でできるようになったことで相手に反論する間を与えずに次々に攻撃していく。嘘の情報や相手への中傷も数多くバラまかれていく・・・。
調査によると72時間の間で送信された31万6,669件のツイートのうち、21万7,384件がリツイートだったそうです。
標的に対して物量戦を仕掛けるのにこんなに有効なボタンはないですよね。
Twitterはトレンドも見えるため数が多ければ多いほど標的に対してマイナス印象を与えることも簡単にできてしまうって思うとちょっと怖くなりました。
「攻撃された側が反論する間もない」
はあちゅうさんが弁護士を通じて対応したのもTwitterで戦うと自分の意見を言う間がなくなってしまうから、だったのかもしれないって思ったんですね。
良くも悪くも有名なかたなので、論争が始まればまわりのかたのリツイート攻撃、援護射撃は多いでしょうから。



個人的にそう思っただけでどちらに非があるかはわかりません
リツイートが地獄の門を開くトリガーになる・・・
普段リツイートしていてそんな風に考えたことはないですよね。
Twitterリツイートが引き起こすデマ
最近フェイク広告のニュースも良く出てきます。
ウェザレルはTwitterのリツイートが引き起こす信ぴょう性のないデマ、正しくないウソの情報が広まってしまうことを懸念してます。
日本の大手メディアでも今は当たり前のようにTwitterから情報をキャッチアップしてますよね。
例えばTwitterである情報がリツイートにより拡散していて大手メディアがその情報を自社のメディアを通じて伝える。
スピード重視でロクに検証もせず、Twitterの画面かなんかの画像つきで。



ニュース記事にツイートがそのまま埋め込まれていること多いですよね
大手メディアともなれば世間からの信頼がありますから、そこで初めて情報に触れた人は疑うことなんてしないと思います。
もしもその情報が正しくなかったら?
フェイクだったら?
一方的な感情論だけで拡散されていたものだったら?
最近の出来事だと吉本興業の闇営業問題。
ロンドンブーツの田村淳さんの名前を大手スポーツ紙が速報で掲載してYahooのトップニュースにも流れたと思います。
当事者は田村亮さんの方なのに。
これももしかしたら“悪いことをやってそう”という個人の勝手な感情が先走って起きてしまった誤報だったのかもしれません。
真相はわかりませんけど。
Twitterリツイート機能廃止の可能性
Twitterのリツイートに限らず、他のSNSプラットフォームでもシェア機能を廃止にする可能性は低いとウェザレルは言います。
理由はその拡散機能こそが多大な広告収入を生み出しているから。
今もリツイートについていろいろ議論は出ているらしいですが案としてはこんなものがあるそうです。
- オーディエンスを分析し悪質なツイート、リツイートをするユーザー単体で機能の使用を制限する
- 1日のリツイート回数に上限をつける
- リツイートするためには元記事のリンクを開く
1つめはさておき2つめの案が実装されるのは正直ツラいですね・・・。
ただ上限があるときっと人はリツイートする前に考えると思うんですよね。
「この内容をリツイートするのは本当に意味あるのか」
「1日5回しかないから内容もしっかり選ぶ必要がある」
「興味のない内容で無駄にリツイートしてもしょうがない」



本当に価値ある情報なのか自分の頭で考えることは大事
3つめのは僕は当たり前のように開きますしTwitterを楽しんでいる大半のかたは開いてるでしょう。
「弾をこめた銃を4歳児に持たせてしまったのかもしれない」
こう考えるリツイート開発者のウェザレルが今後機能をどうしていくのか。
Twitterユーザーは気になりますよね。
リツイートには責任があるという自覚を
Twitterのリツイートは便利な反面、標的を攻撃する凶器に変わります。
そう考えると自分がリツイートする時に自然と責任感が出ます。



まずはリツイートする前にひと呼吸置くことを意識します
Twitterはあくまでもコミュニケーションツールの1つでしかなく、使っている人によって善にも悪にもなることがよくわかりました。
気づきのキッカケとなったはあちゅうさん。
彼女は炎上を繰り返すブロガーと言われているので今後も論争が起こることはあるでしょう。
共感してる人もいれば批判してる人もいます。
もし論争の火種が僕のところにも届いたらその時は一呼吸置いてこの記事を思い出してみます。
明らかに間違ったことであれば批判するのは悪いことでもなんでもないとも思いますし。
- 子供の虐待
- いじめ
- パワハラ、セクハラ
世の中批判されて当たり前のこともあります。僕自身の意思で批判することもあると思います。



自分の中でいろんな解釈が生まれました
Twitterに限らずSNS上のすべてに自己の責任があることを忘れずに。
これからもTwitterを楽しく使っていきたいです。
追伸:地獄の扉が開いた煽り運転事件
ガラケー女として実名をさらされた女性
「常磐道あおり運転」
事件の内容を知ったネットユーザーが同乗していた女性を特定する犯人捜しが始まり、一時ネット上にまったく関係ない人の実名がさらされました。
朝起きたら犯人扱いされていて自分の名前がネットに出ている状態を想像してみてください。
デマにより犯人に仕立て上げられ数えきれないほどの誹謗中傷を受ける・・・。
被害者のかたはデマを拡散した人、Twitterで情報を拡散した人たちに対して法的責任を追及するそうです。
「情報の拡散には責任が伴う」
このことを忘れずにリツイートする前はひと呼吸おいて考えてみましょう。
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