こんにちは。
前回書いた記事を奥さんに見てもらったところ、思いのほか投資の全体像を理解してくれました。
子供が小学生の頃にトレーディングカードのことで怒ったことがあったので、それを実例にした部分がわかりやすかったとのこと。
うちの奥さんがわかりやすいと言ってくれた記事がこちら。

このブログの読者第一号が奥さんなので、わかりやすいと言われてちょっとモチベーションが上がっているしるべ(@robotra_blog)です。
これで投資と貯金の違いがバッチリわかったはず、と調子に乗って投資ってこうやるんだよ、なんて話をしてみたのですがそこはイマイチ伝わりづらく・・・。
今僕がやっている投資がテーマ投資というもので、少ない資金で複数の株をちょこちょこ買ってるタイプのため、実際の売買を見せることができなかったのが伝わらなかった原因かな、って思っています。
なので今日は投資で利益が出るのはなぜか?という部分を単純に解説していきたいと思います。
投資の仕組みはスーパーと一緒
僕は考えました。奥さんにどうやって伝えるのが一番わかってもらえるかを。
辿り着いた答えは「スーパー」です。
仕事帰りや休日の日中などに必ずと言っていいほど行っているスーパー。
僕が日々おいしいご飯を食べられるのも奥さんがスーパーで買い物をしてくれているから。
では質問です。スーパーというのはどうやって利益が出るのでしょうか?
スーパーに限った話ではないですが、お店に陳列する商品を仕入れて仕入れた値段よりも少し高い値段をつけて。
それを僕たち消費者が買うことで利益が出ますよね。
じつは投資もこれとまったく一緒のことをやっているだけなんです。
スーパーの陳列する商品が“株”という投資商品に変わるだけ。
※投資商品はすごくたくさんあるんですけど、わかりやすい例で株としています。
すごくシンプルなんです。
投資もお店も差益が利益になる
スーパーは仕入れ値よりも高い値段をつけて商品を陳列してますよね?
仕入れ値と同じか、仕入れ値よりも安くしちゃったら人件費や光熱費などで赤字になっちゃいますから。
仕入れ値よりも高い値段で商品が売れて初めて利益が出るわけです。
売ってる値段-仕入れた値段=差額が利益になる
これを「差益」っていうんです。投資の世界でも差益っていう言葉は使われています。
基本は安く買って高く売る
では、スーパーがより儲かるためには何をするでしょうか?
自分がスーパーの経営者になったつもりで考えるといいと思います。
差益が儲けになるわけですから当然「差額をより大きくする」ことを考えますよね。
新しい仕入れ先を探して今の仕入れ先よりも安く仕入れられるところを探すとか。
今よりも仕入れ値が安くなれば売る時の値段を変えなくても「差額が大きくなる」わけです。
または今よりも高い値段をつけるもありです。
今の値段よりも高い値段で買ってくれる人が来店してくれるなら、仕入れ値が同じであっても少し高い値段で買ってもらえる。
この場合も「差額は大きくなる」わけです。
どちらかというと後者の方が難易度が高いですよね。
今までの値段よりも高い値段をつけるには何かしらの理由が必要でしょうから。
なにもなく、いきなり値段を上げるスーパーなんてうちの奥さんじゃなくても二度と行かなくなっちゃいますよね。
人気が出れば高くても売れる
今より高い値段をつけて売りたいなら人気商品にするしかありません。
例えば調理したお惣菜とかなら他店では売っていないオリジナル性の高いお惣菜を売り出すとか、高級な食材がアクセントとして使われているとか。
そうすることで希少性の高い人気商品にすることができれば高い値段でも買う人は大勢いるかもしれませんね。
前回の記事でも書かせていただいたとおり、人気というのは“市場価値”に直結しているから投資でもとくに大事なことなんです。
トレーディングカードを例にして奥さんに説明した記事がこちらです。

株の売買もお店の仕入れと同じ
ここまで読んでいただければ株を実際に買うポイントは理解できたも同然です。
大事なことはたった2つしかありません。
- とにかく安く仕入れる
- 人気が出るものを選ぶ
投資をしている全ての人が基本的にこの2点を狙っているんです。
外国為替(FX)なんかは売りからエントリーできるのでこの基本には当てはまらなかったりするんですが、それは難しい話なので一旦置いておきましょう。
株式投資は選べる銘柄もたくさんあって、安いものは1株数円で買えたりするので安く買うのはそんなに難しくないんです。
実際僕も初めて買った株は1株16円っていうものを500株買ってみたので8,000円でした。
僕ができなかったのは大事なことの2つめ、「人気が出るものを選ぶ」という点です。
人気が出なくて1株8円まで下がったので4,000円まで値下がりになり、手放しました。
スーパーなら売れ残りの叩き売り
僕の失敗例を単純にご説明しますね。
8,000円で仕入れてからそれより高い値段で売れることを狙ってたんですが、人気が出なくてなかなか売れずに賞味期限が迫ってきてしまい、最後には半額セールで4,000円で叩き売った、ということです。
誰もが買いたいと思う人気商品を仕入れることができていたなら、例えば12,000円で売ることができたかもしれない。
そうなった時は仕入れ値と売値の差額、4,000円が利益になったかもしれない。
投資というのはこのような売買なのでスーパーの経営となんら変わらないんですね。
ちなみに投資の世界ではこのような”もしかしたら話”は考えない方がいいそうですのでお気をつけください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
投資がなぜ儲かったり損したりするのか、僕なりの例えで単純に書いてみました。
投資の世界で大成功しているかたというのは安く仕入れるのはもちろん、長い目で見た時に人気が出るものをしっかり選んでいるんですね。
事前に市場調査をしっかりと行っているわけです。
これもスーパーや他のお店と同じだと思うのですが、お店が新規出店する時などは綿密な調査をするじゃないですか。
店舗の立地条件や最寄り駅からの人の流れ、近隣のお店の価格帯や戦略など。
そういうものをありとあらゆる情報網を使って調べた上で「これだ!」っていう銘柄を仕入れているんですね。
で、人気絶頂なタイミングで仕入れ値よりも高い値段の値札をつけて売る。
これが投資の売買の仕組みなんです。
言うのは簡単なんですが、じゃあどうやって僕のような知識0の素人や、僕の奥さんのように仕事と家事の両立で隙間時間すら取れない人が人気が出るものを見つけるんだ・・・、ということになるのですが、僕はそれをロボットに任せることにしたわけです。
次はロボットに任せるっていうのがいったいどういうことなのか、メリットやデメリットを交えてわかりやすく書きたいと思います。
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