こんにちは。
そろそろ一番上の子が大学生になるため、いろいろ不安のあるしるべ(@robotra_blog)です。
今日は先日子供に教えた「クレジットカードで絶対やっちゃダメなこと」ことについてまとめました。
子供が大学生になって突然クレジットカードを持ちだしたら心配になりませんか?
「うちの子はそういうの知らないから大丈夫だろ・・・」なんて思ってたりしませんか?
それは非常に危険かもしれません。
僕のまわりのお父さん、お母さんたちに話を聞いてみると大学生になってすぐに自分のクレジットカードを持つ子供がとても多いです。
大学生のお子さんがいるご家庭、僕のようにこれから大学生になる子供がいるご家庭は教えておくべき内容を決めておくといいかもしれません。
大学生になって起こる環境の変化
大学生になると高校生の頃以上に交友関係が広くなります。
自分と共通の趣味を持っている人がいろんなところから入ってくるため、高校生の頃よりも共通の話題で楽しめるコミュニティが拡大します。
合わせて新しいことを始められる環境が整うので、それに伴い自分とは違うジャンルの人との繋がりがたくさん出来ていきます。
日本に存在するサービスで18歳から利用可能になるものは多く、それをすでに利用している人との出会いも多くなるからですね。
18歳から利用できるサービスのうち、もっともお金に直結するのが「学生が加入できるクレジットカード」です。
ちょっと質問なんですがこんな経験ありませんでしたか?
- 決めている金額よりも余計に使ってしまった
- お金がない時の誘い(遊びやデート)をクレジットカードで乗り切った
僕は学生時代にクレジットカードは持たなかったので社会人になってから経験したことですが、この2つは経験してる人が多いんじゃないかと。
最近はネットゲームやスマホアプリでわかる通り、インターネット上で簡単に決済できる環境になってきているのもあり、10年前とは比べ物にならないくらいクレジットカード自体の利便性が上がっています。
クレジットカードがどんなものなのか、クレジットカード持ったら注意した方がいいことは早いうちに教えておいて絶対に損はありません。
これはアドバイスですが、その際説教くさく教えるとウザがられます。笑
大学生活において覚えておくと絶対に役立つ話など聞くだけで得するよ、ってスタンスで話すことをおすすめします。
子供から質問が返ってきたら成功です!
クレジットカードで失敗したこと
じゃあいったいどんなことを教えればいいのか、という話に入っていきたいと思います。
これについては自分が今までクレジットカードを使って経験した失敗談をベースにしてください。
そうすると子供が興味を持ってくれやすいですし、人はポジティブな話よりもネガティブな話の方が記憶に残りやすいらしいです。
もし失敗したことがとくにないという方は自分の普段の使い方をそのまま伝えるようにしましょう。
僕は昔リボ払いで痛い目にあったので、そこだけは子供もめちゃくちゃ真剣に聞いてました。笑
いいんです。記憶にさえ残ってくれれば。
リボ払いはホントに恐怖ですので使ったことがないという方は以下を参考にしてください。
リボ払いの仕組みについて簡単に説明
じつはリボ払いって知ってはいるけど使ったことがない方もいるんじゃないでしょうか?
結論、絶対にそれが正解です。
仕組みについて簡単に説明すると、分割払いと同じような支払いができるわけですが、2回、3回、6回などの分割払いと違い、月々の支払額が一定になる支払い方法のことをリボ払いって言います。
そしてその支払い額は自分で設定できます。毎月5,000円、毎月10,000円など。
例えばアルバイトの収入が毎月10万円だったとして、その中の1万円が毎月クレジットカードの引き落としになる、って考えると収支の計画は立てやすいと思います。
この特性からリボ払いを利用するメリットは“手軽に買い物ができる”ってことが言えると思います。
ただ、この手軽に買い物ができるっていうメリットこそ、リボ払いの恐怖のデメリットを生み出すので注意が必要です。
リボ払いの恐怖のデメリット
これについても結論から言います。ぜひお子さんに教えてあげてほしいです。
クレジットカードのリボ払いというのは住宅ローンと同じだと思ってください。
つまり“負債”です。
住宅ローンを例にして資産と負債の違いを開設していますのでぜひご参考に。

ありがちなのが毎月の返済額は小さい(少額)のにクレジットカードの利用額が限度額いっぱいまでいってしまうケース。
限度額30万円をほぼ使いきっているのに返済額の設定は月々5,000円とか。
この時にどうなるのかというと「毎月払い続けているのに利用残高が全然減らない」って状態が起こります。
リボ払いの恐怖は利用残高が大きくなればなるほど返済額における手数料の比率も多くなることです。
リボ払いの手数料というのは金利手数料のことを言っていますが、一般的な金利に比べて高めに設定されていることも覚えておいてください。
これについては住宅ローンなどと違って“無担保でお金を貸し付けている状態”なのでしょうがないですね。
まとめ
リボ払いの特性をきちんと理解すると、リボ払いは支払い総額が高くなる可能性が高いということがわかります。
恐怖ポイントをまとめてみるとこのように考えることができます。
- 利用金額(元本)が減りづらい
- 支払い総額が高くなってしまうケースもある
- お金を使っている感覚の欠如
リボ払いが引き起こす一番の恐怖。
それは利用者自身がお金を使っている感覚がなくなってしまうことです。
これがもっとも危険で初めてクレジットカードを持つ人が陥りやすい罠とも言えます。
なので僕は失敗談を語り、リボ払いはこういう仕組みになっているからリボ払い機能をつけるのは禁止、って流れで伝えてます。
ちなみに僕の失敗は30万円の利用限度額(利用枠)を返済しきるまで約3年かかったことです。
少し枠が回復したら使って、それが少し回復したらまた使って・・・っていう一番やっちゃいけない使い方をしてしまいました。
奥さんとも話しているのですが、クレジットカードを生活に取り入れるのは悪いことじゃないと思っています。
大学の卒業旅行とかを考えるとマイルが貯まるタイプのカードを普段から使った方が明らかに得しますから。
クレジットカードにはいろんな特典があって、人生を楽しくするツールの1つに間違いはありません。
そのためにもリスクが大きい、損する可能性がある部分の知識、仕組みは親としてしっかり子供に教えてあげたいですよね。
コメント